2017年、ダミアン・チャゼルはカヴォー・ドゥ・ラ・ユシェットを受賞映画「ラ・ラ・ランド」に登場する理想的な夢のジャズクラブの象徴に選びました。そこは、活気あふれる音楽、ミュージシャンの生演奏でスウィングするダンサー、うっとりした雰囲気に浸りに世界中から訪れるジャズファンが集うクラブ。
チャゼルの夢のクラブは、実は現実に存在するのです…
パリのカルチエ・ラタンの中心に佇むカヴォー・ドゥ・ラ・ユシェットは実在し、毎夜スウィングしています。パリ最古のジャズクラブ、そしてジャズライブで踊れる珍しいジャズスポットの1つです。
2017年のクラブ70周年を祝うにあたり、トリプルアルバム Anthologie of the Caveau de la Huchette がリリースされました。オーナーを務める著名なビブラホン奏者のダニー・ドリスは、クラブで定期的に演奏するミュージシャンにより構成された最高のセレクションで「Tribute to La La Land」を公演します。映画の挿入歌「Another Day if Sun」や「City of Stars」のように、ブルース、ブギウギ、スウィング、タップダンス、そして忘れてはならないクルーナーなど、ショーはスウィング・ジャズの数々の面にトリビュートします。ライオネル・ハンプトン、デューク・エリントン、カウント・ベイシー、フレッド・アステア、フランク・シナトラなどに賛辞を贈りつつ、ドラムのデュエットによる豪華なショーもお楽しみいただけます。
演奏者は、ダニー・ドリス(ビブラホン)、ロナルド・ベイカー(ボーカルおよびトランペット)、ウェンディ・リー・テイラー(ボーカルおよびタップダンス)、ジャンピン・ジェフ・ホフマン(ギターおよびボーカル)、フィリップ・プティ(ハモンドオルガンおよびピアノ)、パスカル・トーヴナン(テナーサクソフォン)、ボリス・ブランシェット(テナーサクソフォン)、ディディエ・ドリス(ドラム)、ジャン=フィリップ・オニール(ドラム)です。
ゲストアーティストは、トニー・ソラ(テナーサクソフォン)、二コラ・グリモンプレ(トロンボーン)、オリビエ・ドゥフェイ(テナーサクソフォン)、サックス・ゴードン(ボーカルおよびテナーサクソフォン)、また機会があれば、ダニー・ドリス・ビッグ・バンドになります。
本リストでは、「ラ・ラ・ランドへのトリビュート」のコンサートのみが表示されます。予定されているイベントに関するすべての情報をご希望の場合は、本ウェブサイトの 今後のイベントページ をご覧ください。
予約情報に関しましては、Gigi Chauveau まで電子メール[email protected] にてお問い合わせください。
写真撮影 JzzM © Patrick Martineau。無断複製禁止。